美容家が伝授!美肌をつくる正しいスキンケア術
大人のための正しいスキンケア方法を、現役エステティシャンでもある美容家石川が伝授いたします。
正しいスキンケア方法とは、本当に肌が必要としているスキンケア化粧品を選んで、正しいお手入れをするというシンプルケアが基本です。
例えば、オイルクレンジングでゴシゴシ洗う。クレンジングしながらグイグイ強いマッサージをしている・・・。
このような間違った自己流ケアを続けていけば、乾燥を促してしまい肌バリアを低下させたり、肌をたるませてしまったりと逆に肌を痛め老化を早めてしまう恐れがあります。
今日から上質なスキンケア化粧品と正しいお手入れを続ければ、まだまだあなたのお肌はきれいになります!
正しい洗顔方法
まだまだダブル洗顔が主流になっていますが、ダブル洗顔はおすすめしません。洗顔料(石けんや洗顔フォーム等)の使用と洗い過ぎにより肌に必要なものまで取り過ぎてしまい、肌バリアを壊してしまう要因になってしまうからです。
日本人の約7割の女性の肌が乾燥傾向にあると言われています。オイリー肌だと思っていたら実は、洗い過ぎによって過剰に皮脂を出し過ぎていたのが原因だったという勘違い肌が実は多いのです。肌奥はカラカラなのに肌表面はテカるインナードライも増えています。
オイルクレンジングは、界面活性剤が多く含まれている傾向にあり洗浄力が強いです。必要な皮脂を取りすぎてしまい肌バリアも破壊してしまう可能性も。落としきれなかったオイルが酸化して肌トラブルの原因にもなります。
シャンプーに含まれるシリコンが肌に与える影響が注目を浴びて久しいですが、ファンデーションやメイク用品にも含まれていることをご存知ですか?毛穴に詰まったシリコンは長い間に毛穴の開きやポツポツ肌トラブルの要因になると言われています。通常のクレンジング剤や石けんでは落とせません。
ディープクレンジングメルトは唯一シリコンを落とすことができるクレンジング剤です。
UVケアだけのノーメイクの日も軽くクレンジングしましょう。石けんで落とせるUVケア製品もクレンジングをすることをおすすめします。
すっぴん肌(UVケアもしていない)で1日中家の中で過ごして場合は、夜ぬるま湯で流すだけで十分汚れは落ちています。皮脂汚れが気になるようでしたら、軽くクレンジングしてください。いつもすっぴんという方でも、2、3日に一度夜に軽くクレンジングすると良いでしょう。
【朝のお手入れ】
ぬるま湯で流します。お顔にお湯をやさしく当てるように洗うのがポイント。極力手でお肌を触らない。両手を上下に動かして洗うのはNG!
ぬるま湯とは、36~38℃くらい。目安は水に近い温度で、温かいと感じるのは温度が高すぎです。
※皮脂が気になる方は、軽くクレンジングをしてください。
【夜のお手入れ】
クレンジング剤はケチらずたっぷりと使いましょう。少ない量でのクレンジングは摩擦を起こし色素沈着を引き起こします。
~クレンジングは手に力を入れないで~
手のひらを下にダランとおろした時の状態をキープしたままの力で指をすべらせます(指先のみ使用)。
お豆腐を崩さず洗うイメージでやさしく洗ってください。クレンジング剤はマッサージ用にできていませんから、マッサージはしない方がいいでしょう。
シャワーのお湯を直接当てて洗い流すのはNG。お湯の温度による刺激と圧力は乾燥とたるみの要因になります。
目元メイクされている方は、お顔全体をクレンジングした後、一番最後に落とします。
ディープクレンジングメルトは、どんな方でも肌に刺激を与えず洗うことができるように開発されています。
洗顔後は、清潔なタオルに水気を吸わせるようにそっと抑えるようにして拭き取ります。